商品紹介
商品番号:5800055ヘーゼルナッツやアーモンドを思わせるアロマがあり、味わいは辛口ではあるもののほんのりと甘みを感じるリッチなミディアムアモンティリャード。
パテやレバーペースト、フォアグラ、クリーミーで濃厚なチーズなどはもちろん、スパイシーな料理、チョコレートケーキなども高相性です。
バルデスピノでは「ティオディエゴ」というアモンティリャードが定番商品にありますが、「ティオディエゴ」がパロミノ種100%で作られるドライタイプであるのに対し、「コントラバンディスタ」は少量のペドロヒメネスがブレンドされることにより甘味が加わった、ミディアムドライタイプのアモンティリャードになります。
この「コントラバンディスタ」、元々は甘口シェリーが好まれた国外向けに作られた商品でした。当時スペインはドライシェリーが主流で、ブレンドの甘口シェリーは海外市場向けとして作られ、スペインはそれを逆輸入していました。現存する「コントラバンディスタ」の最古の記録は、海外顧客向けにラベルを作成するよう依頼した書簡で、これは海外市場向けブランドとして誕生したことを示しています。1919年頃から海外市場向けカタログに「コントラバンディスタ」の名が登場し、名称自体は商標登録されませんでしたが、ラベルに描かれた騎手の図像は1909年5月1日に正式登録されています。
ではなぜ「コントラバンディスタ」という名称なのでしょうか。
ラベルには19世紀のアンダルシアの伝統衣装を身にまとい、美しい馬具を着けた馬に跨る一人の騎手。ジブラルタルとヘレスを結ぶ街道を行き来した密輸業者を描いています。
「Contrabandista(コントラバンディスタ)」とは、スペイン語で「密輸業者」。当時英国領ジブラルタルからの密輸ビジネスが盛んだったアンダルシアへ、山岳地帯を超えて密かに商品を運ぶ彼らは、犯罪者でありながら、危険と自由を生きるロマンあふれる人物として語られていました。 背景は「Venta del Gato(猫亭)」と呼ばれた実在した宿屋をモデルに描かれたもの。女性の右側の壁をよく見るとその名が記されています。
この街道沿いの宿は密輸業者たちが集う場所として知られ、取引や密談、そして数々の物語が交差する場所でした。オペラで有名な「カルメン」などに通じる、外国人の思うスペイン南部のエキゾチックでロマン溢れるイメージを込めてつけられた名前だったのです。
屋根の上には鳥が2羽、猫亭なのに入り口に犬、そして女性。砂埃を立てて馬が近づき、驚く鶏。 騎手は女性に向かって手を振っているようにみえますが、今着いたところなのか、別れの前なのか。再会を喜んでいるのか、再会を誓っているのか。想像を掻き立てられますね。ラベルをじっくりと眺めながらぜひお楽しみください。
18度 750ml
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